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『疑惑のチャンピオン』 [自転車関係]


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ランス・アームストロングの栄光と転落を描く映画『疑惑のチャンピオン』が7月2日公開されるようです。
きっと、2016年ツール・ド・フランスの開催日に合わせてきたんでしょうね。
それにしても、イケてない邦題です。
海の向こうでは『The Program』だったみたいです。

ランス・アームストロングは、選手として頭角を現してきた20代に癌を発症し、睾丸から脳まで癌に冒されながらも奇跡の復活を果たし、その後1999年から2005年にかけてツール・ド・フランスを7連覇した選手です。
しかし、ランスのドーピングが発覚し、この7連覇はもちろんのこと、全米アンチドーピング機関により1998年8月1日以降の記録を全て抹消され、永久追放処分となりました。

元チームメイトのタイラー・ハミルトンの書いた『シークレット・レース』を読みましたが、ものすごく悪人に書かれてました。
ちょっとショックを受けるほどでしたが、映画ではそのあたりどうなんでしょうか。
ダスティン・ホフマンもちょこっと出ているみたいです。

「どんなことしてでもオレが勝つ」
本を読んでいて、そんな勝利への凄まじい執念は感じました。
そこだけはランスの爪の垢を煎じて、自分の子に飲ませたいくらいです。




シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕 (小学館文庫)

シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕 (小学館文庫)

  • 作者: タイラー ハミルトン
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/05/08
  • メディア: 文庫


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タグ:映画 自転車
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コメント 16

匪石

アームストロング
昔からなんと力強い名前なんだろうーと。
コレに優るモノはないのではないかと思ってましたら
剛力あやめ という物凄い名前が世に出ました。
彼女はドーピングと無縁だと信じたいです。
by 匪石 (2016-04-14 22:10) 

ranran

新薬と規制のイタチゴッコ、皆もやっていれば やらぬ理由はないです

勝ち負けに 非常に拘る人たちだからこそ トップに登り詰めるわけですけどねぇ

『うっかりしていた』シャラボア
『勝負に拘るから』カジノに走った桃田

残念すぎますね




by ranran (2016-04-14 22:24) 

Azumino_Kaku

残念な話ですよね。ランスのドーピングが発覚して大いに失望した一人です。

後出しじゃんけんのようではありますが、彼の全盛期の頃から彼の人間性(勝つためなら手段を選ばなさそう・・・)はどうも好きになれませんでした。彼を真似たくるくる回すケイデンス重視が、草レーサの間でもはやったり、TREKのバイクが売れたりするのを見て、なんだかなぁと思っていた一人です。(アマノジャクなんです)

とにかく、同じツール覇者でもヤン・ウルリヒのような人格者ではなさそうだとは思っていました。
こんな勝手な?男のサポートをさせられるタイラー・ハミルトンがかわいそう・・(彼だって実力があるのに・・)と思っていつも見ていましたよ。

自分のなかでは、マイヨジョーヌを着たランスの姿が、グレッグ・レモンとかぶる部分(アメリカ人なのにロードの本場フランスで活躍した・・)を感じることもありましたが、いまやランスにはダーティーなイメージしか残ってないのは残念です。

欧州ロード界の伝統的ではあるが非科学的・非合理的な部分をぶち壊して、新しい時代を構築して欲しかったですから。
by Azumino_Kaku (2016-04-14 23:52) 

kiki

一時期、ツールドフランスを見ていました。
裏にいろんなことがあったのですね〜
by kiki (2016-04-15 00:11) 

えりっしお

>それにしても、イケてない邦題です。
じゃあ どんな邦題がいいのか一緒に考えましょうよ(笑)
『栄光と転落』?
『剛力あやめ』?( ☉д⊙) ハァ?
『イタチゴッコ』? (ு८ு_ .:)ナンジァ ソリャ?
『カジノ』?ヾ(゚д゚; );; コ~~ラ!

つーか 海のこっち側でも 『The Program』 でいいと思いますo◕ܫ◕)→ܫ←)ゥンゥン
by えりっしお (2016-04-15 09:48) 

MINERVA

十代から自転車レースに憧れ、今でもロードレースを観続けている訳ですが、ランス・アームストロングの件は驚かされましたが「やっぱり」と思ったのが事実です。
癌からの復活、そしてツールの連覇、応援していた一人ですが....

1990年代に入り、ロードレース界でも「ドーピング」について大きく騒がれ始めたわけですが、近年のグラン・ツール優勝者の中で「ドーピング」を行なっていない選手を探すほうが早いかも知れない状況も問題。
それほどまでに勝つためには必要だったのかも知れませんが、代償は大きかったと思います。
ランス・アームストロング、まさに世界中を巻き込んだ茶番となりましたが、現在のロードレース界において、ドーピングを行なっている選手が居なくなっている事を信じたいです。

非常に残念な話は、元チームメイトであったフロイド・ランディスやタイラー・ハミルトン等、自身のドーピングが発覚し、司法取引などによる自身の保身の為、関係機関に協力した事。
自身でドーピングを認めたランス・アームストロング、ドーピング検査では数百回行なっても陽性反応が出た事が無いのですよね。

大好きなグレッグ・レモンは猟銃の事故からの復活を遂げており、今なファンから愛されていますね。 
by MINERVA (2016-04-15 10:32) 

リュカ

そんなすごい人がいたのですね。
全然知りませんでした。
邦画タイトル、それはないよね!っていうのありますよね(笑)
そういえば、こういうのって誰が考えるんだろう??
by リュカ (2016-04-15 12:23) 

ranran

重い話題だけに、明るい邦題
『ランスと桃田のハッピーカジノ♪~勝 負に首ったけ♪』

コレデハ イイタイホウダイ アルネ
by ranran (2016-04-15 15:03) 

tsun

匪石さん
「ストロング」もさることながら、アームストロング砲という大砲の影響ですかね。
「剛力」は最初はどうしても物凄くゴッツい女性を想像してしまいました。
なんだって「剛力」ですからね(笑)
by tsun (2016-04-15 22:49) 

tsun

ranranさん
シャラポアもがっかりですね。
いくら合法だからって、クスリの力で能力を向上させていてはね。
ファビアン・カンチェラーラはクリーンだったようですね。
by tsun (2016-04-15 22:58) 

tsun

Azumino_Kakuさん
本からの情報だけなんですが、それはもうやりたい放題ですもんね。
ドーピングについても研究熱心で、その情熱を他の方へまわせなかったか。
そんなふうに思います。
by tsun (2016-04-15 23:29) 

tsun

kikiさん
いかに見つからずドーピングするか・・・
お金があって最新のドーピングができる選手は、そんなことばかり考えていたんでしょうね。
by tsun (2016-04-15 23:34) 

tsun

えりっしおさん
ずばり『ランス・アームストリング』とか『ドーピング』でどうでしょう。
確かに放題要らねー。
by tsun (2016-04-15 23:39) 

tsun

MINERVAさん
ランスを売人呼ばわりしていたカンチェラーラはクリーンだったようですね。
2007年のツールでいろいろあったラスムッセンも、最後には告白して引退してしまいましたね。
ランスが陽性反応が出た事が無いのは、やはりお金使ってその時の最新のドーピングをしていたからでしょうね。
by tsun (2016-04-16 00:01) 

tsun

リュカさん
ドーピングが無ければ、それは本当に素晴らしい選手だったと思います。
まあ、そこまで活躍できたかどうかは分かりませんが・・・。
by tsun (2016-04-16 00:04) 

tsun

ranranさん
>コレデハ イイタイホウダイ アルネ
ホントによー。
by tsun (2016-04-16 00:05) 

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