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原田マハ著『楽園のカンヴァス』が面白い [読書]


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special thanks to えりっしおさん

友人から借りている数十冊の文庫本。
その中でも、読まないだろうなと思っていたのがこの『楽園のカンヴァス』でした。
しかし、手持ちの未読本が無くなったので、手して読んでみたのです。

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。
山本周五郎賞受賞作。
新潮文庫(楽園のカンヴァス)

これが見事に、期待薄だった私を裏切りました。
第一章の「パンドラの箱 二〇〇〇年 倉敷」を読んだだけで、私を物語の中へ引きずり込みました。
会社での昼休みに読んでいるのですが、そのまま続きが読んでしまいたい、そんな気にさせるほど面白い絵画ミステリー小説でした。

ただ一つ、織絵(主人公の一人)の娘のあのキャラって必要だったのでしょうか。
物語の最後で重要なキーマンになる予感があったのですが、私の気のせいでした(笑)


本日のローラー台

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本日のローラー時間:50分
11月度のローラー時間:250分
2018年度ローラー総時間:9501分


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nice!(62)  コメント(4) 
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コメント 4

リュカ

この本面白かったです。
ルソーが好きなので尚更^^
また読み返してみようっと!
by リュカ (2018-11-08 12:47) 

tsun

リュカさん
この本、ホントに面白かったです。
ルソーの絵を見て、当時どうして嘲笑されたのか分かりません。
by tsun (2018-11-08 17:20) 

ranran

って言いながら織絵の折り込み済みの設定を見抜いていたんちゃいます?ww

一冊の出会いってなんでしょね
沢山の書籍の中から手にした一冊、、
後々になって その一冊の重さを知る、、

本って不思議ですよね
by ranran (2018-11-08 18:22) 

tsun

ranranさん
本の内容って、1年も経つとほとんど忘れてしまう私です。
あの娘の登場の仕方や振る舞いを読んだら、これは絶対になにかある、と思います(笑)
by tsun (2018-11-09 20:14) 

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