CKは、「クレアチンキナーゼ」あるいは「クレアチンリン酸キナーゼ」といいます。CKは本来筋肉の中にある酵素です。したがって、このCKの値が高いということは、筋肉の細胞がこわれたことを意味します。CKの値が高くなるものに、筋ジストロフィーというめずらしい病気があります。筋ジストロフィーは、筋肉が次第に変性、萎縮していく遺伝性の病気です。
はげしい運動でもCKが上昇
CKという検査は、当初筋ジストロフィーに特異的な検査として使われていました。しかし、検査の精度が上がるにしたがって、いろいろな筋肉の疾患でもCKの値が上がることがわかってきました。最近の検査の感度では、マラソンなどの非常に強い運動でも筋肉がこわれるためにCKの値が上がることがわかっています。さらに、薬物の筋肉内注射でも上がることがわかっています。
運動や筋肉注射によってCKの値が上がっている場合には、安静にしていれば回復します。それ以外の場合には、くわしい検査を受けて総合的に判断する必要があります。
ニュートンドクター
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有酸素運動と筋トレは違うと聞きますが どの程度の負荷の差なんですかね?
γ-gtpも激しい運動で上昇するんでしたよね?
by ranran (2019-01-28 00:51)
帰ったら健康診断の結果見直してみようっと><
by リュカ (2019-01-28 11:26)
CK、検査項目に入ってませんでした(笑)
自己判断では、筋肉量は少なさそうです。
値は低いと思います。
by kiki (2019-01-28 16:24)
ranranさん
酸素を吸えるかどうかがが分かれ目でしょうか。
γ-gtpと言えば肝臓、お酒というイメージです。
by tsun (2019-01-29 00:17)
リュカさん
このCK値が高いと、ちょっと心配になりますよ(笑)
by tsun (2019-01-29 00:18)
kikiさん
罹っている病気によって検査項目は違いますよね。
女性はやはり低めだそうです。
by tsun (2019-01-29 00:19)