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令和二年三月二十三日 拳銃が売れる国じゃなくて良かった [中日春秋]


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Mary ClarkによるPixabayからの画像

先日、国民健康保険の方から「この薬はジェネリックがありますよ」みたいなのが郵送されてきました。
私の健康保険証やお薬手帳には「ジェネリックにしてください」シールがデカデカと張ってあるんですが、それが無視されているんです。
医者も薬剤師も、一言「これにはジェネリックがありますよ」と言って欲しい。
いい大人が「ジェネリックにして」と言い難いのが分らんのかね…。
医者や薬剤師から言われれば「そうだね、医療の軽減にもなるしね」と返せるのに。
この前は薬局で、「この薬はジェネリックがありますよ」の薬をジェネリックに換えてもらいましたが、後で調べたらもう一種類の薬にもジェネリック品がありました。
ホント、言われたことしかしないんだから…。

「赤本」と聞けば、大学・学部別の重々しい入試問題集を思いだす人もいるかもしれぬが、江戸時代であれば、「赤本」とは子ども向けの絵本である

▼内容は金太郎などのお伽噺(とぎばなし)なのだが、変わっているのは赤色で刷られていること。表紙も赤なら綴(と)じ糸も赤。疱瘡(ほうそう)にかかった子どもへの見舞いの品にする本だったそうだ。赤には病を軽くする呪力があると広く信じられ、親は子どもの回復を願い、これを読むことをすすめていたのだろう。「疱瘡絵本」とも呼ばれた

▼最近の現象を見てかつての江戸の習慣がつい重なった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子ども向け書籍の売り上げが伸びているそうだ

▼無論、疱瘡の赤本のような魔よけとは無関係。感染防止策で休校が続く子どもたちを退屈させないため親が配慮し、買い与えているのだろう

▼子どもの読書離れが心配されて久しい。売れ行きの中心は授業を補う学習ドリルだそうだが、それに続いて図鑑や児童文学も好調と聞き、うれしくなる。これを機に、子どもたちが読書のおもしろさに気がつき、習慣となれば勿怪(もっけ)の幸いというところか

▼「非常時」には変わったものが売れる。米国では感染拡大によって、銃と弾薬が品薄だそうだ。暴動の発生を恐れる心理が働いているらしい。怖気(おぞけ)の走る商売繁盛だが、少々意外な本屋さんの繁盛は、暗い世相にも歓迎できる。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


小さい頃、熱を出したりすると、とてもやさしくなった母。
なにか欲しいものを聞かれたりして、「スパイ手帳」を買ってもらったりしました。
そして、添い寝して本を読んでくれたりもしました。
今でも憶えているのが、『母をたずねて三千里』と野口英世の伝記です。
面白くて悲しくて、今でもこの時のことは本当によく覚えているんです。
しかし、私が本を読むようになったのは、それから10年後くらいかとなります。

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らしゅえいむ

こんばんは>^_^<
自分もこどものころ
具合が悪くなると母がずぅっとそばにいてくれました

自分のこどものことを見てみると
つれは可愛がってはいるものの
てきとーにあしらっているようにしか見えません(>_<)
*芽吹き へのコメントありがとうございました
by らしゅえいむ (2020-03-23 21:15) 

tsun

らしゅえいむさん
私も含めて我が家も同じ感じです。
時代なのか、今はどこもそんな感じかもしれませんね。
by tsun (2020-03-24 21:30) 

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