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令和二年三月二十九日 不要不急と不老不死と不撓不屈 [中日春秋]


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Diane TolleyによるPixabayからの画像

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泥よけの取り付け、二日目。
金具を切断したり穴を広げたり…。
まあまあ、納得の出来栄えとなりました。
しかし、購入できるのであれば純正品がいいですね。
ヤフオクやフリマで純正品を探していましたが、全然見つからず。
仕方なく、汎用品を取り付けることになりました。
良し、これで雨の日も大丈夫です(雨天時になんて絶対乗らないけど)。

ギリシャ神話のカサンドラは未来を予言する能力を与えられたが、袖にしたアポロンの怒りを買い、こんなのろいをかけられてしまう。「カサンドラの予言をだれも信じないように」

▼カサンドラはトロイア戦争を予言し、ギリシャ兵士の潜むトロイの木馬を城内に引き入れることに強く反対したが、トロイア兵士はアポロンののろいによってその言葉に耳を傾けなかった

▼幸い、東京の人びとにアポロンののろいは効かなかったか。週末の東京での不要不急の外出自粛。世界で最も人通りが激しいという渋谷のスクランブル交差点も普段に比べれば人は少ない。銀座も閑散としている。東京本社前の日比谷公園の桜も満開に近いが、その下には花見の群衆はいない

▼オーバーシュート(爆発的患者急増)を抑止できるぎりぎりの局面。小池百合子都知事のその警鐘はおおむね聞き入れられたと言ってよいのだろう

▼もちろん耳を貸さぬ方もいる。小言めくが、午前中の都内、二十四時間営業の酒場に若い方のグループが入っていくのを見た。何か事情があるのかもしれないが、「不要不急」にはちと思えぬ
▼若いからといって自分を「不老不死」のように考えるのはおよしになった方がいい。その宴会は「不撓不屈(ふとうふくつ)」の覚悟でやることではなかろう。欧米での深刻な状況。それは日本にも起こり得る、「予言」であり、事実である。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


「今後も不撓不屈の精神で、力士として不惜身命を貫く所存でございます」
不撓不屈(ふとうふくつ)は、貴乃花の横綱昇進時の口上で使われました。
意味は「強い意志をもって、どんな苦労や困難にもくじけないさま」です。
因みに不惜身命は「自分の身をかえりみないで物事にあたること」です。
貴乃花の相撲道は、その通りでしたね。

若者を糾弾する前に、我が国のファーストレディにお灸をすえなければケジメがつきません。

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コメント 4

nikki

ファーストレディのインスタグラムで安倍政権を批判する紙を持った人と撮影に応じていたね。
合成だろうと思ったら本当にありビックリ。
ファーストレデイには向かないね。
桜のは、今年なのかなと思う。
by nikki (2020-03-29 23:58) 

旅爺さん

トルコに行ったときトロイの木馬は見たり
中に入ったりしてきました。
by 旅爺さん (2020-03-30 10:43) 

tsun

nikkiさん
この方の思考回路はどうなっているんでしょうね。
少し大人しくできないんでしょうか。
by tsun (2020-03-30 20:49) 

tsun

旅爺さんさん
これ、トルコにあるんですね。
トルコ旅行されているんですね、羨ましい。
by tsun (2020-03-30 20:55) 

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