今日は「あと四百七十五日」にあたるらしい。東京五輪開幕までの残りを示す「カウントダウン」の日数である。新たな日程が今週発表されると、来年七月二十三日の五輪開会式に合わせて再設定され、街頭の掲示やネット上で、また動き始めた
▼昨年の五百日前などの節目にはイベントもあって、減っていく数字に「いよいよ」の感慨も起こったものだが、今はどうも違う。五百日近く残っているのに、残された時間は乏しいのではないかと思わずにいられない
▼この一週間だけで、世界の感染者が倍増し、百万人を超えた。スポーツの大イベントも、延期、中止が連日明らかになっている。ウイルスとの懸命の闘いは日々、長期戦の色を濃くしている
▼「終息には時間がかかる」という専門家の声を多く聞くようになった。集団免疫というらしいが、世界の多数が免疫を持つまでには年単位の時間が必要ともいう。いったん収まってから第二波以降の感染拡大も考えられるそうだ
▼施設、運営など難問は多いが、安全は最重要で不可欠である。残された予選などの日程を考えると、世界の選手が来年の今ごろには、命を気にせずに競技をできるようになっている必要があるだろう
▼五輪組織委の森会長は一年後の終息について「神頼みの面もある」と言ったという。残り日数が少なくなって、思い出すことにならなければいいが。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)
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来年の東京オリンピック開催できなければ、たたりだとおもう。
by nikki (2020-04-05 16:18)
この伝染病の終息にはかなりの時間を要しオリンピック来年開催は無理だと思っていますけれど、大丈夫と思う人が大勢いるのが不思議です。
by 足立sunny (2020-04-05 19:45)
nikkiさん
確かに!もうするなということですね。
by tsun (2020-04-06 10:59)
足立sunnyさん
ダメですかね?
そうだとしたら、経済的にもかなりヤバイことになっていそうですね。
by tsun (2020-04-06 11:00)