この「CK」という項目が、だいたいいつもこれくらい。
高値じゃなくて、低値なんですね。
あまり気にしていませんでしたが、先生曰く「筋肉量が少ない」とか「筋肉の代謝が悪い」かもとのこと。
確かに筋肉は少なくて、代謝もあまり良くないかも・・・。
なんか悔しいので、これからは筋トレもしようかな、なんて思いました。
CKは、「クレアチンキナーゼ」あるいは「クレアチンリン酸キナーゼ」といいます。CKは本来筋肉の中にある酵素です。したがって、このCKの値が高いということは、筋肉の細胞がこわれたことを意味します。CKの値が高くなるものに、筋ジストロフィーというめずらしい病気があります。筋ジストロフィーは、筋肉が次第に変性、萎縮していく遺伝性の病気です。
はげしい運動でもCKが上昇
CKという検査は、当初筋ジストロフィーに特異的な検査として使われていました。しかし、検査の精度が上がるにしたがって、いろいろな筋肉の疾患でもCKの値が上がることがわかってきました。最近の検査の感度では、マラソンなどの非常に強い運動でも筋肉がこわれるためにCKの値が上がることがわかっています。さらに、薬物の筋肉内注射でも上がることがわかっています。
運動や筋肉注射によってCKの値が上がっている場合には、安静にしていれば回復します。それ以外の場合には、くわしい検査を受けて総合的に判断する必要があります。
ニュートンドクター