先日、WOWOWの無料放送時に『荒野の七人』がやっていました。
この映画はテレビで何回となく観ていましたが、ノーカット版は初めてでした。

仲間内だけだったのか全国の小学生達の間でだったのかは知りませんが、小学生4年(昭和48年)の頃は西部劇ブームでした。

そんな当時は、月曜ロードショー(故・荻昌弘さん)に水曜ロードショー(故・水野晴郎さん)、ゴールデン洋画劇場(高島忠夫さん)に、そして日曜洋画劇場(故・淀川長治さん)と毎日のように映画が放送されていました。
レンタルビデオ屋もない時代で、映画と言えば映画館でも無くテレビでした。

そして『荒野の七人』の話しに・・・。
この映画が放映された翌日は興奮冷めやらぬ状態で、ジュームズ・コバーンはやっぱり格好良いなぁ、となる訳です。そして、子供なので編集でカットして放映されているとか知らないので、「何で(ロバート・ボーン演じる)あのガンマンは撃ち合いになると隠れているんだ、この腰抜けめ!」とまりました。

で、ずっとどうしてか分からないまま40年近く経ちましたが、先日のノーカット版で判明しました。
簡単に言うと。“恐怖”といものを知ってしまい、悩み苦しんでいた訳ですね。
その後の役者ロバート・ボーンにも良い印象を持っていなかった訳で、何だか悪いことをした気分です。

そんなロバート・ボーンも、七人のガンマン唯一人の生き残りとなったそうです。