『砂田弓弦写真集クラシックレース 壁のないコロシアム』
第1章 5大クラシックレース ミラノ~サンレモ 2009年
298Kmを走って、最後はたったこれだけの差。
たった数センチの差ですが、選手にとっては優勝と2位では雲泥の差なんですよね。
数あるクラシックレースの中でも、もっとも早く開催され、イタリア語で春を意味する「プリマヴェーラ」 (la primavera, the spring) との愛称を持ち、レースファンに春の訪れを知らせるレースである。
秋に行われるジロ・ディ・ロンバルディアと兄弟レースとも言われており、ミラノ〜サンレモを「スプリンターズクラシック」、ジロ・ディ・ロンバルディアを「クライマーズクラシック」と呼ぶことがある。すべてのワンデーレースの中で最長の距離(2008年や2010年は298km)を走るのが特徴であり、その異名どおり、スプリンターたちからは、最も勝ちたいレースに挙げられる。
ミラノ〜サンレモ