MAZDA323F、日本名ランティス・・・。
国内販売的には伸び悩みマイナーチェンジもされずにひっそりと販売終了となったクルマ。
昨日は、その後ろ姿だけを見てランティスと分かっていただき、また「自分も購入を考えた」なんてコメントを見させていただくと、マツダの社員ではありませんが、かなり嬉しかったです。
そう、それほどランティスを溺愛しておりました。

あれは1993年のランティス発売前、営業さんから「新型の展示車が入庫したので見に来てください」との連絡を貰い、ディーラーへ出かけました。
ディーラーの2階には、隠されるようにセダンとクーペのランティスが置いてありました。
そして、その美しいクーペのフォルムを見た時、私の体にビビっと電流が・・・。



とにかく交換できるパーツがあれば換えたくなる性分。
まずは吸排気系を交換、とくにMAZDASPEEDのスポーツサウンドマフラーは良い音でした。
そしてエンジンレスポンスをオートバイのようにしたいということで、強化クラッチと軽量フライホイールに交換。
交換してもらって始めて運転した時は、ディーラーから出るだけで二回もエンスト。
肝心のレスポンスはと言うと、思っていたほどの違いはありませんでした(汗)
あとはショックアブソーバーに車高を低くするスプリングなどなど。
う~ん、考えてみると結構お金を注ぎ込んじゃっていますね。
今でもこのホイールとノーマルパーツが物置に鎮座しています。

そんなランティスではありましたが7年目の2000年、トラックにぶつけられ手放すことになりました。
悲しいかなその時にはもうランティスの新車は手に入らず、販売が継続されていたとしてもモデルチェンジしていたことでしょう。
実際、中古も考えましたが、家庭の事情もあり断念。
いやホント、あのトラックが一旦停止をしてくれていたら、ピカピカに手入れされた20年モノのランティスがまだ家の駐車場にあった筈です、多分あったんじゃないかなぁ、そんな気もします。

時々コレを見ながら酒を飲み、ランティスとの思い出に浸っています(ウソ)。





herpa社のランティス(Mazda323F)