「大草原を疾走せよ～モンゴル900km～」

1月17日にNHK BS1にて放送されたGREAT RACE「大草原を疾走せよ～モンゴル900km～」を録画で見ました。
かつて騎馬民族が疾走したモンゴルの大草原。昼夜の寒暖差は30度に達し、強風が吹きつける大地で世界でも最も過酷とされる自転車レースが行われた。総延長は900キロを7日間で走り抜ける。世界トップクラスの選手が参加し最高時速は80キロに達する。優勝を狙う日本人ライダー、亡くなった教え子への思いを胸にゴールを目指すアマチュアライダー、プロを夢見て上位入賞を狙うモンゴルの若者たち、それぞれの戦いを追う。

日本人ではプロライダーの池田祐樹選手が出場していました。
3位とは1時間くらいの差で総合4位。
しかし、このレースの後にあった秋の王滝120Kmでは優勝していたので、海外選手（欧州）との力の差はかなりある感じです。

番組では地元モンゴルの若いアマチュアライダーにもスポットを当てていました。
アマチュアと言えども、1人は数秒差の総合5位。
モンゴル人ライダーは、MTBでは私でも使っているチューブレスタイヤが高価で買えない。
そのためチューブドで走ってパンクが多く、それでもこの成績でした。
機材が良ければとどうなんだろう、よい機材で走らせてあげたい、誰しもそう考えると思います。
ハングリー精神もさることながら、それにも増して心肺機能のすごさを感じました。

このレースでよい成績をあげてロードレースで活躍したいと言ってましたが、私もMTBよりロードレースの方がもっと力を発揮できるのではないかと感じました。
数年後、ツール・ド・フランスで活躍するモンゴル人が出てきたら、きっとこの人達です。