最近になり空回りが頻発しだしたローラー台。
ローラー台はミノウラのリムドライブ方式の「E-RDA-1050R パワーマチック」。
購入してから10年以上で、一度ベルト交換をしています。
まずは、ベルトの伸びを考慮した対応をしてみました。
パワーマチック機構は,スピードを上げるにつれて負荷も自動的に上昇していく自動変速機構です。
通常の磁石式負荷装置だと直線的にしか上がっていかない負荷を,速度に応じて徐々に上げていく2次曲線的なグラフを描くようにしていることが特徴です。これは向かい風による抵抗を再現する目的で行なっており,フルード式の負荷上昇に近いフィーリングです。
パワーマチックにおけるリモコンシフターの使い方は他とは異なり,負荷の初期位置を決めるのではなく,「どの強さの負荷まで使用するか」というトルクリミッターとして使います。シフターをどの位置にセットしても,決められた範囲までは負荷の上がり方は同じです。セットした位置まで来るとそれ以上の2次曲線的なパワー上昇はなくなり,通常の直線的上昇に変化します。