高校の時だったか、夜中普通に寝て起きたら翌日の夕方だった、という事がありました。
起きた瞬間は何が何だか分からない・・・、そんな感じだったのを記憶してます。
今では考えられないくらい、若い頃はよく眠れたものです。
学校が休みな子供たちは、昨日私の妹にカラオケに連れて行って貰ったようです。
フリータイムでガンガン歌ってきたようで、長男は送って貰った夕方5時には疲れて寝てしまったようです。
会社から帰ると、2階の私の寝床で服のまま、それも汚い靴下を穿いたままで寝ていました。
嫁が飲み会で、私が食事の用意(温めるだけです)をして一応起こしてみましたが、起きません。
仕方ないので二男とカラオケの事など聞きながら食べました。
嫁が帰ってきて、私が寝る時間になっても長男は起きる気配なし。
私は臭そうな長男から離れて、小さくなって寝ました。
結局、長男が起きたのは翌朝の8時頃で、とてもスッキリした顔してました。
そんな長男はいつも「ニーツコ」を顔に掛けて寝ています。
ニーツコ?と思われるでしょう・・・。
所謂、タオルケットの事なんですが、いつからか長男は「ニーツコ」と読んでいます。
赤ちゃんの時から使っているモノで、もうビリビリのボロボロ。
洗濯すると怒るので、最後の洗濯がいつなのか分かりません。
「ニーツコ」は2つに別れ、面積でいうと元の半分くらいの大きさになってます。
長男曰く、「『ニーツコ』のニオイ(匂いor臭い)を嗅いでいると落ち着く」だそうです。
そんな長男の叔母(私の妹)も、中学くらいまで「ダイジ」という名のタオルケットを肌身離さず・・・でした。
やはりボロボロだった「ダイジ」は母親に無残にも捨てられ、それを知った妹の落ち込んだ姿が今でも瞼に焼き付いています。
だらしないところもよく似ている二人、気も合うようで仲が良いのが笑えます。
そんな「ニーツコ」のニオイ、私は怖くて嗅いだことがありません。