お気に入りのマンガ、第三弾です。
今回は今までと違いメジャーな、小林まことの『柔道部物語』です。
痛々しい4巻は、実家にいる頃、ネコに破られました。
週刊ヤングマガジンに連載されたのが、1985年から1991年までだそうです。
『ホワッツマイケル』なんてマンガもありました。
このマンガを見ると、やはり高校時代の部活を思い出します。
部活は大きな声で言えませんが「卓球部」でした。
マンガに出てくる、「セッキョー」と同じようないじめとも思えるシゴキは我が卓球部でも数か月続きました。
長瀬クンという「快獣ブースカ」に似た同級生がいたのですが、通称「電気椅子」をやらされている時に突然彼は私の横で倒れました。
よく見るとあたり一面汗でベタベタでした。当時は部活中の水分補給はご法度です。長瀬クンは多分、脱水症状か熱中症だったと思います。救急車で運ばれたのですが、重症ではなかったようでした。この時私は付き添いで救急車に乗りました・・・多分・・・。先輩や顧問の先生はさぞかし肝を冷やしたことでしょう。
以降、いつもいなかった顧問の先生は顔を見せるようになり、いじめのようなシゴキは無くなりました。
当時の間違った水分補給禁止のため、長瀬クンのような事故は多かったのだろうと思います。
でもあの頃は、そんなに問題にならなかったんじゃないでしょうか。
学校に文句を言う親はあまりいませんでした。
なぜなら駆けつけた長瀬クンのお母さんは、先生,キャプテンや私に「すみません」と謝っていました。
今なら親が学校を訴えますね。
三五がだんだんと強くなっていく過程が面白いです。
それまで柔道とは無縁でしたが、このマンガの影響で柔道が好きになりました。
オリンピックで一番好きなのはJUDOです。