先日のリアキャリパー清掃に引き続き、フロントも清掃及び調整を行ってみました。

時には「うるさいなぁ」とか「整備不良?」とか言われ、長い間放置状態だったフロントのパッドとローターの干渉。
前回の南知多ライドでは末期的症状で、見かねたadam12さんに現地で応急処置していただいた始末。

そこで今回はシマノのマニュアルに従って、「ピストンの動作不具合調整」の作業をしてみました。

1. 車輪、ブレーキパッドを取り外します。ピストン及びその周辺を洗浄します。リザーバータンクのふたを取り外します。



2. ピストンをこじらないように真直ぐに押し戻します。この時、リザーバータンクから油があふれることがありますのでご注意ください。



3. ブレーキパッド、パッドスぺーサー(赤)をセットします。



4. ブレーキレバーをあたりまで操作し、数回ブレーキレバーを握ることにより、2つのピストンの初期位置が一定に調整されます。

5. パッドスぺーサーを取り外し、車輪をセットし、ローターとブレーキパッドが干渉しないことを確認します。接触する場合はシムを使用して調整します。



6. 油面を確認した後、リザーバータンクのふたを取付けます。

メンテナンス台の上での感じでは、良い気がします。