松村益二著の『一等兵戦死』を読みました。
昭和13年発刊したものの復刻版です。
昭和12年、中国上海近郊の戦線での日記をまとめたもの。
戦中の本なので、軍にとって都合の悪いことは書かれていないのでしょう。
とは言え、その当時の兵隊がどんな思いで戦っていたのか。
なかなか興味深かったです。
戦後GHQによって没収・廃棄された
幻の“名作"を完全復刻
支那事変の最前線にのぞむ一人の兵士が赤裸々に綴った
真実の記録。
戦後の日本人の記憶からは消されてしまった、
勇敢に闘う父祖たちの姿、美しき日本兵の心とは─
昭和13年に刊行された
同年上期の〝直木賞候補〟作品
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