イランの報復攻撃が、とうとう始まりました・・・。
トランプ大統領は報復の報復を予告していましたが、どうなるのか。
イ・イ戦争から湾岸戦争、イラク戦争へ。
そして今回のこのイランの報復攻撃で、この騒動はこれから、どんな名称で呼ばれるんでしょうか。
これらすべての戦争に絡んでいるのがアメリカ。北朝鮮には石油が無いので助かった。
湾岸戦争に関しては、バブル崩壊前で仕事が忙しく、夕食を食べていたお店のテレビでピカピカ光っている映像を見ながら、今日は早く帰りたいなどと思ってました。
交通事故の悲惨さを日本で初めて「戦争」に例えたのは、愛知県警察部の文書であったという。稲垣吉彦著『ことばの情報歳時記』によると、昭和七年の「交通事故統計表」の序文にはこうある
▼<事故がこのままの状態で増加するなら、交通戦争、交通殺人地獄、というような熟語まで生れ、せっかく人類幸福の具としてたたえられるべき交通機関の進歩発展が、呪いの種とはなりはしないか>
▼自動車の数が今よりはるかに少ない時代の警告は戦後、不幸にして言葉どおりになる。最悪だった昭和四十五年は死者一万六千七百六十五人を数えた。ベトナム戦争による当時の米国人の年間死者数に匹敵し、「戦争」は大げさな表現ではなくなっている
▼長い戦いを思えば、小さくない勝利だろう。昨年の全国の交通事故死者数は三千二百十五人で過去最少を三年連続で更新したと警察庁が発表した。自動車の多さもあり「主戦場」となっていた愛知県は十七年ぶりに死者数の全国ワーストから脱している
▼自動車の安全性能の向上などにくわえ、不名誉を避けようと各県などが積み重ねてきた対策が、全体の死者数を減らす一因となったはずだ
▼とはいえ、三千人以上が命を落としている。「ながら運転」など新たな技術が関係している事故も起きている。自動車を人類幸福の具とためらいなく言い切れる終戦の時はまだであろう。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)