Colin BehrensによるPixabayからの画像ポンプヘッド「 ZT-A15 クイックポンプヘッド(仏式/米式バルブ対応)」がすこぶる評判がいいらしい。
ヒラメに比べると値段も安いし、ワンタッチで仏式と米式バルブの切り替えができる(米式は使わないけど)。
ヒラメのポンプヘッドがダメになったらこれを使ってみたいとも思うが、なんだかんだ言って、ヒラメの補修パーツを買ってしまうかもしれない。
因みに自転車の携帯ポンプは、エアボーンの「スーパーノバ ポンプ」を使っています。
「不幸はこれを語ることによって軽くすることができる」。どんな文脈で述べたかは知らないが、フランスの劇作家コルネイユの言葉という。不幸への対処法であろうか
▼歌うことによっても軽くすることができる。近ごろそう強く思わされる。先日、米国の歌手レディー・ガガさんの呼びかけによる大規模な慈善の音楽イベントがネット上であった。多くの出演者は自宅から弾き語りで歌っている
▼なじみの薄い曲やアーティストも多くて、言葉の問題もあった。それでも予想を超えて、その声、その歌のしみること。趣旨である医療に携わる人たちへの感謝にくわえて、同じコロナ禍の下にある心情を、音楽を通じ多くの人と共にできた気にさせられた
▼国内でも自宅や観客のいない場所から演奏を届けている表現者は多い。たとえば故加川良さんの『教訓I』を自宅で歌った女優杏さんの弾き語りは、ネットを介して評判になったようだ
▼<命はひとつ 人生は一回/だから命をすてないようにネ>。久しぶりに耳にする昭和の曲に、この歌を口ずさんでいた、もうこの世にはいない人を思い出す。励まされたような気がして感じ入った。音楽が持つ力そのものにも
▼不幸が世界を覆ういまこそ、不要不急どころでなく、音楽の力が、求められているようにも思える。生で触れられる場がなくなっているのが残念でならない。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)
よく耳にしますよね、歌で「励まされた」「希望がもてた」というの。
音楽の力を否定するわけではありませんが、私は音楽に励まされたことはありません。
ただ、その時々を思い出す音楽は、たくさんあります。
人生を変えた一曲とか、どれくらいの人がもっているんだろう。