以前買ったと紹介させていただいた、この二冊をちょっと前に読み終えました。



『脱出記』は、シベリアから南下しヒマラヤを越えインドへ逃げる話。
『我が足を信じて』も、シベリアからモンゴル、アフガン、イランを抜けてミュンヘンへ逃げる話。

私感ながら、『脱出記』はとても面白く、『我が足を信じて』はあまり・・・。
一人と数人での逃亡という差はありますが、ともにシベリアからの気の遠くなるような、すさまじい逃亡劇。
面白い、面白くないの一番の原因は翻訳だと思います。
『我が足を信じて』は方はなぜかしっくり来ないんですよね。
その点『脱出記』は違和感もなく、もう早く次が読みたくて堪りませんでした(会社の昼休みに読んでいるだけなのでちょっとづつしか読めません)。
久しぶりの超ヒット本。

『脱出記』の中でゴビ砂漠に突入してしまい、食料も水も尽きて一週間、やっと見つけたオアシス。
そこで豊富な水と少しばかりの食料にあり付いた。
食料は無くなり、水筒もない。
出発するか、人が来るのを待つか・・・。
皆さんはどうされるでしょうか。


脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)

  • 作者: スラヴォミール ラウイッツ
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2007/11
  • メディア: 文庫