裁判傍聴エッセイが面白い北尾トロ氏の『もいちど修学旅行・・・』。
1996年のエベレスト大量遭難を扱った『零下51度からの・・・』。
ともにとても面白かったです。
後者は面白いでは語弊がありますね。
とても興味深かったです。
『もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ』
修学旅行地を、大人の目線でもう一度巡ってみる旅行記。
そこには学生の頃には分からなかった面白さがいっぱいあった、という本です。
こんな贅沢な旅をしてみたい、と思いました。
『零下51度からの生還 エヴェレストの悲劇――死の淵から蘇った男』
この著者は無くなった難波さんと最後に一緒にいた人。
一度は助からないと救助者に置き去りされ、自力で第4キャンプまで降ります。
第4キャンプでも低体温症になった人間はもうダメだろうと、一人だけ違うテントに寝かされ、またしても置き去りにされそうになるんですね。
そんな人物が書いた遭難記です。
下の本は以前読んだ同じ遭難事故を扱った本です。