ピンク・フロイド『狂気』暇してたので、気になっていた「クルーズ名古屋」を体験してきました。
「東洋一の大運河」と呼ばれ、以前は水運としての役割が大きかった中川運河。
現在ではカヌーなど水上スポーツの場や芸術イベントの会場として親しまれています。昔も今も名古屋で愛されている中川運河を航行する、クルーズ名古屋。
水面から名古屋駅のビル群を一望できる「ささしまライブ24地区」やパナマ運河をプチ体験できる「中川口通船門」、開放的な名古屋港などの風景をお楽しみいただけます。
CRUISE NAGOYA
「金城ふ頭」から「ささしまライブ」の全区間を一時間半の船上の旅。
運がいいと見られるという、スナメリに出会うことができました。
米国ボストン大学とミシガン大学の発達心理学の研究者が人の一生を対象にこんな調査を行ったそうだ。著名人や名を遂げた人物が後年に書いた自伝を数多く集めて分析したところ、一生を語る上で欠かせない大切な経験や出会いは二十代に集中して起こっていたという
▼米国の臨床心理学者、メグ・ジェイさんの『人生は20代で決まる』(早川書房)の中にあった。学業、仕事、家庭。人生で重要な出来事の80%は三十五歳までに起こるという説もあるそうだ
▼六十代が迫る身にはよく分かる話でこの年齢になると人生を大きく変えるようなことは正直、あまり起こらぬ。毎日が同じ日の連続のような気さえしてくる
▼成人の日である。門出に説教じみてしまうが、二十代が一生に最も大きな影響を与える時期だとすれば、その季節を大切に過ごしていただきたい
▼なんでも三十代、四十代に望む自分の姿を思い描き、それに向かって計画をきちんと立てて行動することが大切らしい、とは前述の本の受け売り。若い季節を楽しみたいだろうが、まだ二十代と先送りせず、未来に向き合った方が良いそうだ
▼<若い君には人生は長く、有り余るほどだ。だが、ある日、君は十年があっという間に過ぎ去ったことを知る>。ピンク・フロイドの「タイム」。これだけは覚えておいた方がいい。二十歳すぎると時の流れがほんと早いから。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)
「三十代、四十代に望む自分の姿を思い描き、それに向かって計画をきちんと立てて行動することが大切」今となっては身に染みてそう思う訳ですが、二十歳そこそこの
浮かれポンチ若輩者にはなかなか難しいことでしょうね。
自分の子供を見ているとつくづくそう思うし、そういう自分なんてもっとそうでしたからね。
この頃に戻れたとしたら、バラ色の現在にする自信があります。