ここ二か月ぐらいご無沙汰しているローラー台トレーニング。
体調も回復してきたことだし、二月からまた始めようと考えています。
買う買うと言っていたローラー台もそのままだけど、もうそろそろ寿命かな。
「Zwift」(サイクリング・ランニングトレーニングプログラム。世界中の参加者が仮想世界の中でトレーニングしたり、競争したりすることができる)もできるローラー台も考えていましたが、私にはAmazonプライムビデオを観ながらがの方がお似合いです。
ということで適当なローラー台を探していたら、今時のスゴイやつを発見しました。
後輪の機器(ローラー台)ではなく、前輪の機器の方。
Wahooのスマートトレーナー「KICKR」(後輪用)と接続させると、「Zwift」などで勾配に合わせてフロントフォークを上下させリアルなライドを楽しめる「
KICKR CLIMB」という装置。「なにもそこまで必要か」と思わない訳でもありませんが・・・。
しかし、ローラー台がネットに繋がる時代がくるなんて、思いもよりませんでした。
史上もっとも悪質なうそといわれる言葉がある。「労働すれば自由になる」。アウシュビッツ強制収容所の門に書かれた有名な標語だ。門をくぐるユダヤ人らを待っていたのは自由ではもちろんない。「歴史は最良の教師」といわれるが、学ぶべきものの尽きない負の歴史の現場であろう
▼虐殺の場となった収容所が解放されて七十五年となった。ポーランド南部のその収容所で先日犠牲者追悼の式典があった。九十三歳の生還者マリアン・トゥルスキさんが登壇した模様を欧州メディアが動画で報じている。歴史から学んでほしいという強い思いが伝わってくる
▼トゥルスキさんはベルリンでの少年時代を振り返った。ユダヤ人はこのベンチを使うなという掲示がある日登場したという。よそにすわればいいと受け流していると、このプールに入るな、ドイツ人とは遊ぶななどと続いた
▼小さなことのように思えたが、気付けば、だれかを排除してもいいという考えが広がっていた。「無関心でいると、ある日またアウシュビッツが空から落ちてくる」と締めくくった。「歴史的なうそに無関心でいないでほしい」とも。現代の空気に似たものを感じているのではないか
▼五年後の式典は見られないだろうと言った。かつて生還した数千人が参加していたが、今回は約二百人という
▼細くなっている声は、忘れてはならない声である。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)
無関心って怖いですよね。
例えば、水源地や森林が外国資本に買い取られたとしましょう。
「ふーん、そうなの」と無関心でいたら、外国から水を買うことになり高額な水道料金を取られる事態になりました。
これは、無関心だった日本政府や我々日本人が悪い訳ですね。
日本の土地は、外国人でも自由に取得できるという、世界でも稀な国なのだそうです。