先日の熊野古道には沢山の歌碑が建ててありました。
一応、全部カメラに収めてきました。
私的一等賞はコレかな。
小雲取のぼりて来ればかるかやに光和みて山つたふ風
エリオットさんに言われて、私も一歌・・・
夕暮れを 一人静かに 晩秋の 急ぐ足取り 雲取の路
小雲取越
「歩まねば供養ならずと亡き母がのたまいていし雲取に来ぬ」嶋正央
「まさびしきものとぞ思ふたたなづく青山のまの川原を見れば」斎藤茂吉
「どちらへも遠き山路やおそ桜」岩田涼莵
「小雲取のぼりて来ればかるかやに光和みて山つたふ風」杉浦 勝
「かがなべて待つらむ母 に真熊野の羊歯の穂長を箸にきるかも」長塚節
「男手に牡丹餅にぎり山祭り」平松いとど
大取雲越
「わが越ゆる大雲取の山中に円に坐す地蔵菩薩は」杉浦 勝
「鯉のぼり大雲取の一軒に」須川峡生
「風のゆく梢の音か瀬の音か、下りの道は心たのしも」土屋文明
「瑠璃鳴くや雲取山のいきいきと」池本皎月
「輿の中、海の如しと嘆きたり、石を踏む丁(よぼろ)のことは伝えず」土屋文明
「虎杖(いたどり)のおどろが下をゆく水のたぎつ早瀬をむすびてのみつ」長塚節
「紀伊のくに大雲取の峰ごえに一足ごとにわが汗はおつ」斉藤茂吉
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2012-12-10 21:00
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多くの歌人が訪れているんですね。
それだけ素敵で何か感じさせるところなんでしょうね。
ポチ。
by tac-phen (2012-12-11 03:03)
日本が出来て以来ずっと聖地だから、色々な方が訪れた証拠なんでしょうね。
人によって色々感じ方が違うのだなと思います。
by みぞお (2012-12-11 12:20)
そこで今回、熊野古道を歩かれてのtsunさんの歌は?
by エリオット (2012-12-11 17:08)
tac-phenさん
どんな心境を謳ったのか分からないものありますが、そこはニュアンスを感じながら噛みしめてきました。
by tsun (2012-12-11 18:15)
みぞおさん
私ももうちょっと熊野古道の勉強をしっかりしてから歩いていればと思いました。
そしたらもっといろいろ感じることが出来たかもしれません。
by tsun (2012-12-11 18:19)
エリオットさん
うっ・・・
「午後になり 一人静かに 晩秋の 急ぐ足取り 雲取の路」TSUN
by tsun (2012-12-11 18:23)
(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
何だかその場面、心情?が思い浮かぶようでなかなかいい歌でないですか?
歌心はありませんが…( ̄_ ̄i)タラー!!
欲言えば「午後になり」をもうちょっと捻らせて?
何かないっすか?( ・ัω・ั)ウーム。。「昼過ぎて」とか?
by エリオット (2012-12-12 06:11)
エリオットさん
やはりそこを突かれましたか(^_^;)
時間的には「昼過ぎて・・・」が一番合っているんですけどね。
「日傾き・・・」、「日暮れ前・・・」、「夕暮れを・・・」はどうでしょうか。
「夕暮れを 一人静かに 晩秋の 急ぐ足取り 雲取の路」TSUN
by tsun (2012-12-12 10:21)
「夕暮れを・・・」いいじゃないですか♪
時間帯がいまいち分からなかったのでどうなのか?と思ってましたけど、
「夕暮れ」ならばっちりだと思います♪( v ̄▽ ̄)
では、辞世の句は「午後になり・・・」でいきましょう♪
ド━━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.・━━━ン!!
by エリオット (2012-12-12 18:39)
エリオットさん
ありがとうございます。
最初のイメージ的には午後の2時から3時くらい、なんですけどね。
あははは、辞世の句を残せるような最後でありたいです。
by tsun (2012-12-12 19:03)