SSブログ

令和二年三月十一日 あれから9年 [中日春秋]


20031101.jpg

『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』――最も高い家に住んでいるのは? 査定してみた
ITmediaビジネスオンライン
下らんけど面白い。
不動産のAI査定サービスを使った、人気アニメの主人公たちの自宅価格を調査。
まあ、私の想像通り磯野家がダントツでした。
子供ながら、サザエさん家は大きな家だなと思ってました。
でも220平米は66.5坪、べらぼうに大きな土地という訳でもないですね。
それと、浴室に窓有は評価が高くなるんでしょうか。

さくら家:査定額は「1566万円」
静岡県静岡市清水区で延床105平米、土地150平米、築45年の相場は、1100万~1300万円。構造は木造、浴室に窓、広い庭あり。駐車場はありません。
野原家:査定額は「2545万円」
春日部市中央で延床77平米、土地112平米、築10年の相場は、2800万~3400万円。構造は木造、この付近の用途地域は第一種中高層住居専用地域、駐車場1台分あり、庭あり、ペット可の一軒家。
野比家:査定額は「9642万円」
東京都練馬区桜台1丁目で延床110平米、土地130平米、築15年の相場は、9700万~1億2000万円。野比家の用途地域は第1種低層住居専用地域、駐車場なし、庭あり。
磯野家:査定額は「1億9355万円」
世田谷区桜新町2丁目で建物110平米、土地220平米、築45年の相場価格は、2億3000万~2億8000円。構造は木造の平屋、用途地域は準工業地域、駐車場は無し、和室あり、風呂場に窓あり。

昔書かれた手紙などを見て、どんな時のものか、思いをめぐらすのはしみじみと感慨深いものだ。吉田兼好が徒然草に書いている。兄の遺品を整理した際の感想ともいわれるそうだ

▼使う人を失った道具なども同様という。<心も無くて変(かわ)らず久しき、いとかなし>。昔と変わらぬ姿がひどく哀感を誘うのだと。悲しみの記憶を呼び起こす手紙の役割を果たす物があるようだ

▼赤や黒のランドセル、プリント、膨らんだ筆箱…。いくつかは床に散らばる。手付かずのまま九年である。直前まであったはずの教室の活気と止まったままの時を今に伝える物だ

▼東日本大震災から九年となる。原発事故で全町避難となった福島県双葉町の小学校内の写真が先日、報じられた。児童だけではないだろう。人々と地域との離れ離れの時を物語っているようで胸に迫る。「帰りたい」と願いながら、果たせずに、避難生活の地で亡くなったお年寄りもいるという

▼人のつながりが失われたままの状況は、他県の被災地にもある。プレハブ仮設に住む人が減る半面、災害公営住宅では、高齢者の孤独死が増えているという。心の復興の時計は、ゆっくりとしかまわらないようだ

▼アンケートを実施した市町村長の八割以上が報道の減少など震災の記憶の風化を懸念していると、地元紙の河北新報が報じていた。思いを新たに臨みたい十年目である。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


早いもんですね、あれから9年…。
あの時はこれからどうなるんだろうと、ここ名古屋にいてもとても不安な日々でした。
死者は1万5899人で、その90%は津波による溺死とのこと。
福島第1原発事故、あれは余分だったと思う。
自然災害はどうしようもないが、こういった原発事故には十分な対応をお願いしたい。
原発、無くせれば無くしたいですが、実際のところそういう訳にはいかないですからね。

20031102.jpg

スポンサーリンク


タグ:地震
nice!(32)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 32

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Copyright © チンチコチンでトキントキン、時々ダランダラン All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。