『砂田弓弦写真集クラシックレース 壁のないコロシアム』
第1章 5大クラシックレース ミラノ~サンレモ 2009年
298Kmを走って、最後はたったこれだけの差。
たった数センチの差ですが、選手にとっては優勝と2位では雲泥の差なんですよね。
写真の説明文には・・・
“ハインリッヒ・ハウスラー(左)の勝利が確実となったと思われた時、マーク・カヴェンディッシュ(右)が猛烈に追い込んで勝利をもぎ取った。「カヴェンディッシュはポッジオを上がれないからサンレモには勝てない」という定説を覆した。”
概ね平坦なコース設定で、「スプリンターズ・クラシック」とも呼ばれるこのレース。
スプリンター達の集団ゴールスプリントは、よくあるゴールシーンとなります。
しかし、見れば見るほど決定的瞬間です。
数あるクラシックレースの中でも、もっとも早く開催され、イタリア語で春を意味する「プリマヴェーラ」 (la primavera, the spring) との愛称を持ち、レースファンに春の訪れを知らせるレースである。
秋に行われるジロ・ディ・ロンバルディアと兄弟レースとも言われており、ミラノ〜サンレモを「スプリンターズクラシック」、ジロ・ディ・ロンバルディアを「クライマーズクラシック」と呼ぶことがある。すべてのワンデーレースの中で最長の距離(2008年や2010年は298km)を走るのが特徴であり、その異名どおり、スプリンターたちからは、最も勝ちたいレースに挙げられる。
ミラノ〜サンレモ
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2017-10-29 22:22
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コメント(6)
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298kmなんて、旅ですよ、旅
しかもこの僅差!
5cmの向こう岸ならぬ この2cmの向こう岸は 遥か霞んで見えますね
by ranran (2017-10-30 15:38)
このレースはマーク・カヴェンディッシュの追い上げがビシッと決まったレースですよね。
このタイヤ幅一本分も無い差、ロードレースの醍醐味だと思います。
今年のツールも色々とあり、最近はJSPORTSでロードレースを観なくなってしまいましたよ。
カヴェンディッシュ、まだまだ頑張ってもらいたい選手です。
by MINERVA (2017-10-30 17:26)
298km名古屋と東京くらいの距離ですね。それで僅差は。
by nikki (2017-10-30 20:50)
ranranさん
ここを逃さず写すのは、さすがプロですよね。
ハインリヒ・ハウスラーにとっては、悔やんでも悔やみきれない2cmとなりましたね。
by tsun (2017-10-31 10:06)
MINERVAさん
カヴェンディッシュも力に陰りが出てきたように思いますが、あのガムシャラで貪欲な勝利への執念で、もう一花咲かせて欲しいですね。
by tsun (2017-10-31 10:09)
nikkiさん
その距離を7時間弱で走ってしまうんです。
by tsun (2017-10-31 10:11)