『猫の帰還』をやっと読み終えました。
この本は児童文学にカテゴリーされていますが、初老の私が読んでも面白かった。
作家はロバート・ウェストール。
児童文学で有名とのこと。
主人を追って旅に出た猫は、ところどころで世話になった人に幸運をもたらしながら旅を続けます。
そして最後は・・・
物語の舞台は、第二次世界大戦初期のドイツ優勢時のイギリス。
連日のドイツ軍の空爆に、灯火管制、そして配給制などなど。
よく出てくる食事は、コンビーフのサンドイッチ。
アメリカ参戦するまでは、相当に苦しい戦いと生活を強いられていたのが分かります。
物語の面白さもさることながら、そんな当時のイギリス本土の様子なんかも知ることが出来ます。
黒猫は日本で不吉な猫と認識してましたが、イギリスでは幸運をもたらす猫なんですね。
猫の帰還
- 作者: ロバート ウェストール
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1998/09
- メディア: 単行本
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2014-05-07 23:47
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Blitzって ロンドン大空襲なんですね
まあこの程度の題名なら納得ですが
外国の曲の、日本題って たまに ひっくり返るような迷題ありますね
catって単語が題名にちらちらしてますね
この作家さんは猫が好きなのでしょうか
tsunさんの琴線に触れましたか
by お名前(必須) (2014-05-08 20:32)
ranranさん
そのまんまですが、猫の帰還です。
と言うことは結末も想像できますね。
ちょっとヒネってありますが・・・
戦場になっていたヨーロッパも暗い時代だったのがよく分かりました。
by tsun (2014-05-09 08:53)