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『シュリーマン旅行記 清国・日本』 [読書]


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『シュリーマン旅行記 清国・日本』ハインリッヒ・シュリーマン

図書館から予約本入荷のメール。
忘れてしまいましたが、どこかで紹介されたこの本が面白そうなで、すぐに図書館で予約。
それから2ヶ月くらい経ったのでしょうか。
すっかり忘れていました。

トロイア遺跡の発掘で知られるハインリッヒ・シュリーマンが、その6年前の世界旅行で立ち寄った清国と日本について書いた見聞録です。
時は明治維新の3年前、1865年です。
この混乱の幕末の江戸の様子を、「なんの偏見にもなんの偏見にも捉われず、清新かつ客観的に観察した。執拗なまでの探究心と旺盛な情熱で、転換期日本の実像を生き生きと」活写しています。

当時の日本人の書物だと長さの単位がよく分からなかったりしますが、この本ではメートルとかキロメートルで書かれているので想像しやすいですね。
実際、私と同じ目線で江戸の街を見ていてくれている感じです。
かなり面白いです。

「日本の猫の尻尾は1インチあるかないかなのである。」


シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

シュリーマン旅行記 清国・日本 (講談社学術文庫 (1325))

  • 作者: ハインリッヒ・シュリーマン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/04/10
  • メディア: 文庫


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タグ:本紹介
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コメント 6

たかおじー

面白そうな本ですね。
猫のことは詳しくありませんがジャパニーズボブテイルという品種が日本に多かったとのことで短い尻尾だったようですね。
by たかおじー (2015-03-08 09:32) 

ranran

解り易い表記だと面白さ倍増ですね~

先週に続き今日もお休みですが なまじっか子ども部屋と玄関・廊下をワックス掛けしたので違いが目立ってしまい寝室と洗面所を掛けてますっ
だから読書している間が、、な~んて、
ワックス掛けしなかったら昼間っからビール三昧のくせにね

by ranran (2015-03-08 10:44) 

えりお

名前からするとドイツ人なんでしょうかね?
確か長州と薩摩が同盟?結んだ年ですよね?
明治維新の3年前って江戸に入国できたんですねφ(..)メモメモ
100年経って我々は生まれました

by えりお (2015-03-08 17:39) 

tsun

たかおじーさん
あの尾っぽが折れ曲がった猫は、ジャパニーズボブテイルって言うんですね。
確かによく見掛けます。
by tsun (2015-03-09 09:55) 

tsun

ranranさん
欧米人の観点から見て、日本のあれこれを推察しているのが面白いです。
昨日なんて、窓を全開にしてビール飲んで本でも読んでいれば最高だったでしょうね。多分、すぐに睡魔に襲われること間違いなしですが・・・。
by tsun (2015-03-09 10:06) 

tsun

えりおさん
ヨハン・ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユリウス・シュリーマン
えらく長い名前のドツイ人ですね(笑)

たった、100年なんですね。
戦後にして20年だもんね。
by tsun (2015-03-09 10:09) 

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