1184年開創。本尊地蔵菩薩は、運慶の作で、80年に一度開帳される。「雨宝山」の山号が示す通り、「雨乞いの本尊」として霊験が伝えられる秘仏である。
ちたまるナビ(雨宝山如意寺)
本尊の十一面観世音菩薩は藤原時代の作といわれ、知多市内では最古の仏像。市の文化財に指定されている。境内には菅原道真を祀る天神社と白山信仰の白山社もあり、どちらも 300年近い歴史のある神社である。一か寺で複数のご利益が受けられる、珍しい寺。
ちたまるナビ(雨宝山密厳寺)
40段の階段を登りきったところに当堂が佇む。誕生堂の名は、本四国霊場第75番札所の「善通寺」が弘法大師の誕生の地であることに由来している。もともとは雨宝山如意寺という後鳥羽天皇の勅願寺で、一山九坊からなる由緒ある寺だったが戦国の混乱で焼けたり明治維新の廃仏棄釈の流れで取り壊されたりして現在の形になったという。
ちたまるナビ(雨宝山誕生堂)
1184年後鳥羽天皇の勅願所として創建された。かつては、雨宝山如意寺正法院と称して幾多の寺領を有し、壮大な伽藍が立ち並ぶ一山九坊の本坊であった。たびたびの戦乱兵火により、一山九坊とともに古書、宝物なども焼失されたが、本堂は難をまぬがれ今にその姿を残している。今は、一山四坊の寺院となっている。なお75番、76番札所の朱印は、当寺で納印される。
ちたまるナビ(雨宝山正法院)
1781年に本堂が建立された。「中風除の御箸」の授かる札所としても知られており、弘法大師が杖を裏山に植えたところ竹薮になり、その竹を切って砂で磨き天日干しして祈祷し分け与えたという。現在箸は用意されていないが、喜寿の77歳に通じることから、参拝者に親しまれている。
ちたまるナビ(雨宝山浄蓮寺)
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山号の山って、その場所ズバリの山の名前なんですね
神々しい似たような名前は、信者の通称が由来しているのでしょうか
乗り遅れても30分程度ならば 足の向くまま行脚できますよね
そういうノンビリした時間こそ貴重な気がします
by ranran (2015-09-25 09:59)
廃仏毀釈でどれくらいの寺院が廃却されたのでしょうね?
で、今現在これだけの寺院がある...。
多いのか少ないのか分かりませんが、
当時は随分と多かったのでしょうねぇ?
それこそ右を向いても左を向いてもお寺とか?寺々 (・ω・三・ω・) 寺々
ちと話がそれますが、現代では僧兵なんて俄には考えられませんが、
当時はこのようなお寺でも少なからず抱えていたのでしょうかね?
どうなんですか?ヾ(・ω・o) ォィォィ
>30分待つことになりました
もし終電に乗り遅れたら連絡してください。
慰めて差し上げます (嘘爆)
by えりお (2015-09-25 10:25)
如意寺。運慶の地蔵菩薩さま拝んでみたいです。
80年に一度かあ〜〜〜
by リュカ (2015-09-25 11:59)
ranranさん
比叡山なんかはズバリですよね。
雨宝山なんかはどうなんでしょうね。山といえば山のような里でした。
30分待つ間、蚊との闘いでした。
by tsun (2015-09-25 23:29)
えりおさん
江戸時代には40万とか50万の寺院があったようですよ。
今は知りませんが、それでも知多半島を歩いていると、札所以外の寺院もいっぱいあります。
この記事の最初の写真では伝わらないかもしれませんが、ここの里一帯が一山九坊だったのは想像できますよ。
by tsun (2015-09-25 23:37)
リュカさん
80年に一度ですが、来年かもしれませんよ(笑)
実際のところ、今度がいつなのか分かりませんでした。
by tsun (2015-09-25 23:40)