由々しき事態

英科学誌ネイチャーは２３日、日本の著者による論文数が過去５年間で８％減少し、日本の科学研究は失速していると発表した。日本政府が研究開発への支出を手控えた状況が反映されたという。 同誌は「日本は長年にわたって世界の第一線で活躍してきた。だが０１年以降、科学への投資が停滞しており、高品質の研究を生み出す能力に悪影響が現れている」と指摘している。 自然科学系の学術誌６８誌に掲載された論文の著者を、データベースを使って調べた。 その結果、１２年から１６年の５年間で、中国の論文数が４８％、英国が１７％伸びた一方、日本は８％減少したことが判明した。米国も６％減った。 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017032201001962.html?ref=hourly

もう一つ、アメリカへの留学生の数も、減少の一途を辿っているそうです。
国別で1位だった90年代の日本でしたが、現在は国別で9位、中国やインド、さらには韓国などよりも少ないとのことです。

何ら日本への貢献のない私が言うのもなんですが、これからの日本が心配でなりません。
これでは二流、三流国家へ転落し、ジリ貧になるでしょう。
以前テレビでやっていましたが、研究したくても大学に残っていては生活できないようです。
減らした大学への交付金を増やして、若い研究者が大学に残れる環境を整備する。

やはり二番じゃダメなんです。


本日のローラー台





走行距離：15.0Km
2017年度自転車総距離：774.1Km

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タグ：雑記 ローラー台

コメント 8

確かにこれは由々しき事態でしょうね。
少子化の問題もあるのでしょうか？

＞減らした大学への交付金を増やして、若い研究者が大学に残れる環境を整備する。
賛成です。
大企業や大金持ちからの莫大な寄付金もお願いしたいところですね。
by えりっしお (2017-03-24 10:12) 

うち、だんながちょっと絡んでるので
ほんとゆゆしき事態ですよー。
予算減らされて周りは任期付きの研究者ばかりになっちゃって
そんなんじゃ良い研究なんて出来ないよー。
by リュカ (2017-03-24 10:52) 

えりっしおさん
大学への交付金の減少とかもあるんでしょうが、一番はサラリーマン化しているのかな。
ノーベル賞受賞者は我々世代以降は出ないんでしょうね。
by tsun (2017-03-24 19:10) 

リュカさん
旦那様は学者様？
なんだかそうらしいですね。
これから日本はいろんな分野で衰退していくんでしょうね。
by tsun (2017-03-24 19:12) 

大学や研究者への
補助が貧弱で、
優秀な人材はへたれて終わるか、
その前に海外に流出する・・・。
「１番じゃなきゃだめ」と言った政権が消滅してからも、
相変わらずそれを継続しているようじゃ、ダメですね。
by らしゅえいむ (2017-03-24 19:48) 

大学自体の数は数年前がピークだったようですが　学生数はそれほどの遷移はないですね
各大学にどのように　運営交付金や補助金が交付されているのかはわかりませんが　補助金グロスが減っているならば　学生個々へは間違いなく減っていますね

長期展望の政治家がいなくなり　目先の利権に闊達な政治屋さんばかりですね

tsunさん　そろそろ政界デビューお願いします！
by ranran (2017-03-24 20:56) 

らしゅえいむさん
一度減らすと、元に戻すのは難しいんでしょうか。
このままだと20年後は、何もかも中国に越されますね。
by tsun (2017-03-25 14:18) 

ranranさん
任せておいてください、と言いたいところですが無理です ｼｯﾄﾙﾃｰ
大学に残る大学生はほとんど居なくなっている、そんな特集がやっていたんですが、これからの日本を考えるとかなり深刻みたいです。
by tsun (2017-03-25 14:29)