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令和二年一月六日 一年の計 [中日春秋]


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本日から出社。会社までの足取りが重かったです。
会社のデスクの椅子に座って感じたことは、昨年の仕事納めでちょろちょろっと掃除をしたのが、昨日のことのように思われたこと。
本当に休みが九日間もあったのかな?
ふとそんな感じに囚われましたが、月日はあっという間に過ぎ去っていくんでしょうね。

実り多い年になるように、静かに「一年の計」を考えながら過ごす。それが、わが国旧来の年初の心の持ちようであろう。言わずもがなではあるが、そんなことを気にしない国もある。米軍が年明け早々、トランプ大統領の命令に基づいて、イラクでイランの革命防衛隊司令官を殺害した

▼米国旗を破る人々、数万人の追悼。イランから入ってくる画像は怒りに満ちている。二〇二〇年の世界は近年にないような緊張の中で始まることになった

▼挑発のような言葉の応酬がすでに始まっている。ここで止まったとしても、中東で複雑に絡み合った導火線のどこかに火が付かないか。懸念は膨らむ

▼トランプ氏の「計」は少し前に定まっていたのだろう。イランが支援する組織の攻撃を受け、先制攻撃も辞さないと国防長官が警告していた。米国は自衛のためと主張するが、要人殺害は事態を大きく進めてしまった

▼幻だった大量破壊兵器を理由に先制攻撃したイラク戦争も思い出す。今回も米軍攻撃の計画があったとしながら、詳しい説明はないようだ

▼国際社会が危機回避に動くべきだろうが、以前に増して一国主義の道を行く米国は、他国の目を気にしていないようにみえる。今年は十一月に大統領選がある。反イランの米国民の動向が重要という。再選のための「今年の計」を実行しているのであろうか。不穏な年の始まりだ。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


イランのソレイマニ司令官殺害。
「戦争止めるため」と言うトランプ大統領に、「厳しい復讐」を誓うイラン政府。
この殺害の実行が、トランプ大統領にとって最も賢明な措置だったのでしょうか。
今、それは誰にも分からないことですが、半年後にははっきりするでしょう。

中国との貿易摩擦に、この事件。
トランプ大統領は株価操作をして、儲けているんじゃないかと勘繰りたくなります。

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コメント 6

ロートレー

原油先物が高騰したとのニュースで、急に心配になり、灯油のホームタンクを満タンにしました。
小競り合いで終わって欲しいです~
by ロートレー (2020-01-06 23:02) 

MINERVA

明けましておめでとうございます。
なかなかご訪問出来ない状態ですが、本年も宜しくお願い致します。
体調を崩されたとの事、どうか無理をし過ぎない様にして下さい。
ついに今年はラリージャパンが復活です。
by MINERVA (2020-01-07 10:18) 

いっぷく

トランプ大統領は「劇場型」ではなく「プロレス型」(表では大騒ぎしているが結局おさまるところにおさまる)という人もいますが、今回はプロレスではおわらないかもしれませんね。
by いっぷく (2020-01-07 15:24) 

tsun

ロートレーさん
我が家の燃料はガスなので、買い貯めできません。
ここ数日が正念場ですね。
by tsun (2020-01-07 18:33) 

tsun

MINERVAさん
今年もよろしくお願い致します。
ありがとうございます。ダメですね、なかなか回復できない歳になってきました。
ラリージャパンは地元開催、楽しみです。
by tsun (2020-01-07 18:44) 

tsun

いっぷくさん
確かに引っ掻き回すけど、終わってみれば想定内とか。
プロレス型で終わって欲しいです。
by tsun (2020-01-07 21:25) 

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