SSブログ

令和二年二月十ニ日 生涯一捕手 [中日春秋]


20021201.jpg

チャーター機で帰国の14人が帰宅 「親族の死去などで」とのニュース。
この政府派遣のチャーター機については、いろいろと問題がありますね。
料金を貰うはずがなぜか無くなり、検査を拒んだ人も居たり。
これを機にすべてをマニュアル化して、今後はそれに基づき政府は厳しく対応してもらいたい。
ちょっとばかり国民に甘いのではないかな(と思う)。

京都北部、日本海に面した丹後地方には秋から冬にかけて凍えるような西風が吹くという。「うらにし」と呼ぶ。その影響によって天候は不安定で晴れていたのに突然、雪や雨に襲われる

▼南海の強打の捕手で、ヤクルトを日本一に導いた名将、野村克也さんの訃報である。八十四歳。丹後出身の野球人の道に厳しい「うらにし」を思う

▼父を早くに亡くし、貧しい生活だったという。母に楽をさせたいと南海にテスト生として入団を果たすが、翌年には解雇を通告される。「母親を悲しませるわけにはいかない」。泣いて頼んで、解雇を待ってもらった。その後の三冠王の風の日である

▼ID野球、再生工場、ぼやき。この人ほど、うたい文句の多い野球人はいない。その文句のひとつひとつが戦力の整わぬ球団を率いて戦うための知恵だったのだろう。データ重視はもちろん選手を発奮させるための記者へのぼやきや、打者を混乱させるささやき戦術。プロ野球の歴史の中でこの人ほど勝利のために知恵を絞った人はあるまい

▼限界をささやかれた大勢の選手の再生に手を貸した。解雇を一度言い渡された身には風の冷たさがよく分かったか。新しい野球と見えたが、その野球は人間の臭いがぷんぷんした

▼スター選手が向日葵(ひまわり)なら自分は地味な月見草とおっしゃっていた。その月見草はやけに大きかった。そして風雪に強かった。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


いろいろ名言、格言を残されている方です。
「どうするか」を考えない人に、 「どうなるか」は見えない
そして座右の銘としていた・・・
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

突き詰めれば両方共、同じことを言っているのかな。
「今更かよ」、「もう遅いわ」と言われそうですが、私も肝に銘じたい。

20021202.jpg



スポンサーリンク


タグ:新型肺炎
nice!(30)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 30

コメント 2

ロートレー

終日、TVニュースを見て過ごす毎日で、いっぱしの情報通になります。
コロナウイルスの伝播状況が次々塗り替えられて行くのに
初動の対策をなかなか見直すそうとしない政府関係者と、御用学者
それを正さなければならない野党も、さくら問題追及に夢中で、伝染病はそっちのけ

香港の「人権」は、一党独裁から民主主義を守ること
ニッポンで流行氾濫する「人権」は個人の我侭

平衡感覚を失った日本に未来はあるのかと心配になってしまいます。
by ロートレー (2020-02-13 10:19) 

tsun

ロートレーさん
一部の人だけだとは思いますが、助けてもらって怒鳴り散らしたり、言うことを聞かなかったり。対応した職員が自殺までして・・・。
ちょっと読んだところによると、遅れてロシアも旅客機でなく軍用機を出したそうですが、搭乗前に命令に従うとの一筆書かせ、シベリアの辺鄙な所、しかも兵隊の監視付きだそうです。
ほんと、文句言い過ぎですよ。
by tsun (2020-02-13 16:40) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Copyright © チンチコチンでトキントキン、時々ダランダラン All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。