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令和二年二月二十六日 気象庁命名災害・伊勢湾台風 [中日春秋]


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Anne & Saturnino MirandaによるPixabayからの画像

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130mmのハブを、135mmにするアダプター。
中国は深圳から届きました。
さすがに10日ほど掛かりましたが、こんな非常事態の時でもちゃんと届くもんですね。
これが送料込みで560円(しかし、現在は436円ってどういうこと?)。



たとえば、ヘミングウェーなら『日はまた昇る』『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』…。警句を思わせるようで、中身への興味をかき立てる題名の文学作品は多い。<作家は題名によってまず呼びかける>のである、と作家のなだいなださんがかつて解説していた

▼読まれるべき何かがそこにつまっている作品に目を向けてほしい。そんな作者の願いが表れるのだと。作品の名前とは、読者への道しるべであるのだろう

▼大きな災害は一面で、教訓や後世に伝えるべき経験がつまった本に例えられようか。そこに教訓があると知らせる道しるべのような名前が付くことは大切だろう。気象庁は四十二年半ぶりに台風に名前を付けた

▼昨年の15号と19号はそれぞれ「令和元年房総半島台風」「令和元年東日本台風」となった。冠したのは、ともに簡潔な地域名だが、前者は大規模停電などで社会に不安を呼んだことを物語ろう。後者の名は広い範囲に洪水をもたらして多数の死者を出した記憶を伴おう。語り継がれるべき経験、教訓への道しるべになればいい

▼命名基準が一昨年改められたことで久々の命名となったそうだ。何号とされるこれまでの台風の印象は心なしか薄くも思える

▼命名の二つの上陸は一カ月ほどの違いしかない。同じ年でも、大きな被害をもたらす台風はまた来る。そんな注意を呼びかける名にも思える。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


戦後、気象庁によって命名された台風は10個で、自然災害(豪雨や地震)を入れると68個。
因みに平成12年に発生した東海豪雨はこの中に入っておらず、気象庁による命名ではなく通称とのことです。

名古屋在住の我々にとっては、その台風の中ではなんと言っても「伊勢湾台風」です。
Wikipediaによると、人的被害は愛知県と三重県を中心に犠牲者5,098人(死者4,697人、行方不明者401人)、負傷者3万8,921人とのこと。経済的被害は、GDP比被害額は阪神・淡路大震災の数倍、関東大震災に匹敵し、東日本大震災との比較対象に達するものであったということです。
私の生まれる5年前のことですが、祖父母の家に行くと「ここまで水が来た」とか、その季節になると親からはあーだこーだといろいろ聞かされており、結構身近に感じていました。



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コメント 2

nikki

親から伊勢湾台風のことはよく聞かされました。
またあのような大災害がどの地域でも起きないことを
せつに願います。
東海地方の人だったら一度以上は聞かされたり知ってますよね。

by nikki (2020-02-26 22:51) 

tsun

nikkiさん
聞かせてもらえたのも我々くらいまでですかね。
満潮とか材木とか、いろいろな悪条件が重なりました。
これからは、被害の大きくなりそうな台風や豪雨は増えるんでしょうね。
by tsun (2020-02-27 13:54) 

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