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令和二年三月二日 卒業式の歌 [中日春秋]


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ChantellenによるPixabayからの画像

新型コロナ、「マスク売り切れ」騒動だけじゃすまない「日本の大問題」
ここで書かれているのは、日本の空洞化問題(食料自給率含む)でしょうか。
勤め先の業種も20年ほど前から国内での仕入先が難しくなり、中国に自社工業を立ち上げてなんとか商品を確保しています。それが今回の騒動で、その商品がストップ。最近になりやっと商品が入ってくるようになりましたが、それでも半分くらいの量でしょうか。
工場立ち上げから20年、中国人の人件費は猛烈に上がり、今では中国に作ったメリットはあまりないと思われます。
グローバル化は「お互いに助け合う」スタンスでなければ成り立たない。「いいとこどり」をして「恩をあだで返す」国々が、世界貿易の枠組みに紛れ込んで来れば維持できなくなる。
中国の日本へのレア・アース止め、日本の韓国への輸出管理の強化(韓国からしたらこれもですね)とか。
石油だけは如何ともしがたい訳ですが、グローバル化から国家へ。
トランプさんは正しいのか?

演出家で作家の久世光彦(てるひこ)さんには耳にすると必ず泣いてしまう歌があった。「三月のよく晴れた朝、いつも近くを通る幼稚園からこの歌が聞こえてくるとやっぱり立ち止まっておしまいまで聴いてしまう」。そしてこっそり泣くそうだ

▼<いつのことだか/思いだしてごらん/あんなことこんなこと/あったでしょう>。歌詞でお分かりか。久世さんが泣くのは卒園式などでおなじみの「おもいでのアルバム」(作詞・増子とし、作曲・本多鉄麿)

▼春なら庭に咲いたきれいなお花。夏なら麦わら帽子に砂山。四季を通じて、子どもたちが遊んだ思い出を歌っているが、久世さんには、自分の人生を振り返る歌に聞こえた。学生時代や仕事、家族のこと。「…本当に、あんなこと、こんなこと、いろいろあった」

▼卒園式や卒業式のシーズンだが、この歌の声も今年は小さめか。新型コロナウイルス感染防止のため、式の中止や規模縮小を強いられているとはウイルスがうらめしい

▼名古屋市教委ではいったんは中止と決めた小中高校の卒業式を一転行うことにしたそうだ。やはり大切な行事と考え直したと聞く。卒業生に別れの機会が戻ったとはいえ落ち着かぬ門出には変わりはないだろう

▼あの歌は過去を振り返っている。感染拡大も緊張の日々も、<あんなことこんなこと/あったでしょう>の「過去」に早くならないものか。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


私には馴染みがない『おもいでのアルバム』です。
ちょこっと聞いてみましたが、やはり一度も聞いたことがないように思われます。
ただ、嫁は歌えました。
私が卒業式で歌ったのは定番の『仰げば尊し』と『蛍の光』。
『仰げば尊し』を聞くと鼻がツーンとします。

どんな形であれ、卒業式が実施されそうで良かったです。
卒業式のない卒業なんて、切なすぎます。

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コメント 4

nikki

名古屋市長柔軟ですね。
by nikki (2020-03-03 01:01) 

みうさぎ

あんなことこんなこと~
なって欲しいですねこの政権も(笑)
保育園の卒園歌でしょうか
テレビで聴いたことありますよん
孫が練習してました。その孫も春から中学生ですが
(´艸`*)

by みうさぎ (2020-03-03 13:46) 

tsun

nikkiさん
多分、反対意見が多かったのでしょうね。
by tsun (2020-03-03 21:15) 

tsun

みうさぎさん
みうさぎさんは、ひ孫は確実に見られますね。
小中学校ではやはり歌わないですよね。
ひょっとしたら保育園の時に歌ったのかな…。
by tsun (2020-03-03 21:19) 

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