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令和二年三月七日 消滅の危機にひんした言語は世界に二千五百 [中日春秋]


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昨日の続きで、会社のパソコンの件。
結局、Windows10をクリーンインストールすることに。
元の状態まで戻すのに一苦労で、これから使っていって必要になったソフトは都度インストールしていこうと考えてます。
多分、入っているだけで使っていないソフトをいっぱいありそうです。
一応、ハードの診断を行ったところ問題なしでした。
ということで、原因は不明にままですが、ひとまず直りました。

マヤ文明は神秘的なマヤ文字を残した。読み手、書き手がいなくなり、いまなお解読できない文字もある。「もしかして楽譜じゃないか」。未解読の字を見た作曲家の武満徹さんが即興で歌い始めたことがある

▼<ささやくように実にきれいな悲しい歌>であったと、映像作家の吉田直哉さんが、随筆に書き残している。古代の人々の感情だろうか、歴史の逸話だろうか。もう取り戻すことができなくなった言葉の意味を思わせて、悲しい旋律である。武満さんが世を去り、歌も残っていないそうだ

▼国連教育科学文化機関(ユネスコ)の二〇〇九年の報告によると、消滅の危機にひんした言語は世界に二千五百もある。うち八つがわが国のアイヌ語や沖縄や南西諸島などの方言だった

▼言葉が消えれば、文化もまた取り戻せなくなるものだろう。ユネスコの報告以来、危機感は各地で膨らんでいるようで、後世に残すための地道な取り組みも続いている

▼新型肺炎のニュースもあり、大きな話題にはならなかったが、奄美大島で先月下旬、八つの言語・方言の話者らを集めたサミットが開かれた。出席者によると、島唄や危機的な言語の歌などが披露され、美しく感動的に響いたそうだ

▼奄美にはかつて方言ははずかしいという空気もあったが、誇るべきものと思う子どもも増えているという。美しい旋律がずっと響くよう願いたい。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


消滅の危機にひんした言語は世界に二千五百もあるのだろうが、消滅したした言語はその何倍もある気がしてならない。
方言と言えば、我ら名古屋弁も絶滅の危機に瀕していると思われる。


以前も載せた気が…

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