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令和二年三月二十日 DV依存症なのか [中日春秋]


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今日は通販の返品処理で、スマホで送り状を作成し、営業所で出力というのをやってみました。
いや、この入力が面倒臭いことこの上ない。
返品の場合、会社名や受付先(係)を記入する訳ですが、これがどれをどこに入力したらいいのかよく分からないんです。
何回も入力し直したりして、スマホを投げつけたくなりました。
営業所では楽ちんではありましたが、素直に手書きした方が早かったと思われます。

はかない今生を江戸期の禅僧沢庵(たくあん)は詠んだ。<たらちねによばれて仮の客に来てこころのこさずかえる故郷>。たらちね、つまり父、母に呼ばれて訪れたこの世の客ならば、人は心残りなしに去るのがいいと

▼短いひと時なればこそ、大切に楽しく生きよ。そうもよめる歌だろう。招かれたこの世で、招いた親に虐げられて、露にも満たない生を、心残りと共に終えなければならなかった子供たちを思う時、歌は痛切な悲しみを帯びよう

▼千葉県野田市の小学四年生、栗原心愛(みあ)さんの虐待死事件で、傷害致死などの罪に問われた父親に千葉地裁は懲役十六年の判決を言い渡した。「本来愛情を注がれるはずの実父から理不尽極まりない虐待を受け続け、絶命した…悲しみや無念」。裁判長の言葉も判決も重い

▼父親は暴行の多くを否定し、娘が学校に訴えていた暴力について「うそ」だったとも主張した。「どうして」が分からないままの裁判となった

▼「未来のあなたを見たいです。あきらめないで」と、自分に宛てた手紙を死の数カ月前に書いていたそうだ。心愛さんの心残りと無念はいかばかりかと感じられてならない

▼<露の世は露の世ながらさりながら>。詠んだ小林一茶は幼い娘を疫病で亡くしている。命ははかない、そうだけれども、そうだからこそ、こんな無念があってはならない。世の中から声が聞こえるようだ。
中日新聞:中日春秋(朝刊コラム)


この父親は、心愛さん死亡後に、心愛さんを思って泣いたことはあるのか。
母親の執行猶予には賛同できませんが、今裁判で父親の虐待を認めた証言したのは、時すでに遅しですが母親らしい行いでした。
こういった事件でいつも思うのは、児童相談所の対応の拙さ。
もっと予算や人員を増やし、権限を持たせるべきです。

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タグ:通販返品
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ロートレー

この事件は、子供が学校に父親の虐待を訴えたのに、担任が父親にチクッテしまい虐待死にエスカレートしてしまった事件でしたね。
周りの大人のすべてに裏切られた絶望感はいかばかりか、胸が痛みます。
by ロートレー (2020-03-21 10:42) 

tsun

ロートレーさん
「先生」という単なる職業にしている先生が多いような気がします。また、これもダメ、あれもダメと先生を縛り付けてしまったのもいけませんね。
by tsun (2020-03-21 13:07) 

mayu

親に能力がないなら、社会が支えないといけないのに、できてませんね
by mayu (2020-03-21 15:35) 

tsun

mayuさん
幼稚園無料化もいいですが、そういうシステムにももっとお金を使って欲しいですね。
by tsun (2020-03-21 16:53) 

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